「半導体×ライフサイエンスの未来」～世界屈指の半導体研究開発組織Imecと語る～

Katrien Marent - エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・マーケティング・コミュニケーション・オフィサー、imec

Katrien Marentは2016年にimecのVP（コーポレート・マーケティングおよび広報担当）に就任。2020年4月からはエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・マーケティング・コミュニケーション・オフィサーとして、imecの経営陣の一員として活動。マイクロエレクトロニクスの工学位を持ち、1992年にアナログ設計エンジニアとしてimecに入社し、高エネルギー物理学用の低ノイズ読み出し電子回路の設計を専門とする。

Luc Van den Hove - 社長兼CEO、imec

Luc Van den hoveは2009年7月よりimecの社長兼CEOを務めている。1984年にimecに入社し、エグゼクティブ・バイスプレジデント、チーフ・オペレーティング・オフィサーなど、CEOに就任するまでさまざまな指導的役割を歴任。ベルギーのKUルーヴェン工科大学で電気工学の博士号を取得。2023年、ナノエレクトロニクスの世界的な研究エコシステムへの貢献が認められ、ロバート・N・ノイス・メダルを受賞。これまでに200以上の論文を執筆。

Hirokazu Shimoda - Director, Bio-Industry Division (Commerce and Service Industry Policy Group), METI

1999年に通商産業省に入省後、原子力経済被害対応室参事官補佐、生物化学産業課総括補佐、商務流通保安グループ政策企画委員、商務情報政策局政策企画委員を歴任。その後、2016年から2020年まで日本貿易振興機構サンフランシスコ事務所次長の後、情報システム厚生課長を経て、2022年7月より現職。

曽山明彦 - CEO、LINK-J

曽山 明彦 は2016年の設立以来、LINK-JのCEOを務めている。それ以前は、経済産業省、ボストンコンサルティンググループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社などで役員を歴任。また、コロンビア大学経営学修士（MBA）、東京大学理学部物理学科卒業。東北大学教授を務めるほか、政府や産業界の各種委員会でも活躍。

中江 裕樹 – 事務局長、バイオ計測技術コンソーシアム(JMAC)

中江 裕樹は生物学研究のバックグラウンドを持ち、免疫組織化学、神経科学、分子生物学の分野で研究背景を持つ。ビジネスやベンチャー起業の経験もあり、現在はJMACで国家プロジェクトやISO標準策定に従事。

Paru Deshpande - ライフサイエンス技術R&D担当バイス・プレジデント、imec

プリンストン大学でリソグラフィーのためのポリマー自己組織化に関する博士号を取得。バイオナノゲノミクスの初期社員で、単一分子DNA検出やアッセイ開発のプロジェクトをリード。2012年にimecに入社し、現在はライフサイエンス技術部門のR&Dを統括するバイス・プレジデントとして活動している。

Liesbet Lagae - ライフサイエンス部門、フェロー、imec

Liesbet Lagaeは、imecにおける生命科学技術活動の共同創設者兼プログラム・ディレクターで、シリコン技術を活用した分子・細胞バイオチップの分野を開拓。ベルギーのKUルーヴェン工科大学で博士号を取得し、ナノ生物物理学教授兼物理学部のナノバイオテクノロジー学教授に就任。これまでに125本の査読論文を執筆し、15件の特許を保有している。また、単一細胞分析と選別のプラットフォーム開発に対して権威あるERCコンソリデーターグラントを受賞。

Daniela Buchmayr - CEO兼共同創業者、Sarcura

Daniela Buchmayrは、ウィーンに本拠を置くスタートアップSarcuraのCEO兼同創業者。細胞治療製造のスケールアップに焦点を当てている。15年以上のバイオ製薬分野の経験を持ち、Sarcuraの戦略的方向性を推進。イノベーションと起業家精神のMBAと、生化学、バイオテクノロジー、遺伝学の工学位を取得。

Bert Verbruggen -　バイオマニュファクチャリングソリューションズプログラムマネージャー、imec

Bert VerbruggenはKUルーヴェン大学でバイオエンジニアリングの博士号を取得。Imecでは2020年からプロセス分析技術と診断に関する複数のプロジェクトを監督しており、初期研究から製品発売までの医療製品開発をリード。

Olivier Rousseaux - ベンチャー開発ディレクター、imec